筋肉繊維は無理な圧をかけるとすぐに切れてしまいます。
極端な場合は肉離れを起こして激痛になりますが、軽度の場合、内部的に一部の線維が切れただけで、外見は分からず、筋肉は普通に機能します。
しかし無理に引っ張ったり、強い圧で押した事による痛みが翌日以降になって出て来ます。これがいわゆる「揉み返し」で、好転反応などではありません。
筋肉繊維が部分的に切れた場合、あたかも筋肉がリラックスして、ほぐれたかのような印象を与えます。これは誤解で、体は破壊された筋肉繊維を修復しようとするため、さらに硬い筋肉になります。
だから1平方センチあたり、1キロ以上の圧をかけるような痛い指圧やマッサージは禁物です。
特に顔の表情をつかさどる筋肉にこのようなダメージを繰り返して行っていると、早々に老化現象が発生します。
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